女の人

癌の転移を防いでリスク回避│3つの治療方法がもたらす健康

基本は早期発見です

病院

死亡率が高いがんです

すい臓は胃の後ろにある洋ナシのような形をした細長い臓器です。ここにできる悪性腫瘍がすい臓がんです。死亡率が高いがんとして知られており、日本では年間約3万人がすい臓がんによって亡くなっています。初期の段階で特徴的な症状はありませんが、胃や背中に息苦しさを感じる患者が多いようです。また、体重の減少などが起こる場合もあります。ただ、こうした症状はすい臓がん以外の体調不良でも起こりうるものなので、すい臓がんだと気づかない人が多いようです。すい臓はインスリンなど血糖値の調節に重要な役割を果たしているホルモンを作っていますので、すい臓がんにかかるとこうしたホルモン産出に異常が起き、糖尿病を併発する患者もいます。

PET検査で見つけよう

すい臓がんの治療方法には、手術による切除、放射線治療、抗がん剤治療の3種類があります。基本的には、他のがんと同じですが、初期症状でがんを疑うことが難しいため、見つかった時点では進行している場合が多く、手術後の5年後生存率は20〜30%と極めて低いものになっています。やはり、治療のためには早期発見・早期治療が大切になります。近年、すい臓がんの発見方法として注目を集めているのが、PET検査です。がん細胞が正常細胞に比べて多くのブドウ糖を取り込むという性質を利用した検査で、ブドウ糖に近い成分を体内に注射した後にPETで撮影し、がんを発見します。小さなものでは早期発見ができるため、活用する医師が増えているようです。